2016.06.11

6月25日から東京で個展(映画、美術作品の個展)をやるのですが、
6/25の個展オープニングは建築家の原広司さんにトークゲストとして来ていただきます。
原広司さんは京都駅や梅田スカイビルや札幌ドームを作った日本を代表する建築家です。

今回の僕の個展は『武甲風葬』というタイトルで、武甲山、とりわけ「武甲山の破壊による秩父の死」をテーマに扱う個展です。

ご周知の通り、信仰の対象であり町のシンボルである神の山「武甲山」は毎日12:30に爆破されています。
美しい山は冷たいコンクリートになり、ビル、ダム、建築素材になり国家を支えています。
秩父には国家を支えてきたという誇りと同時に、神の山を失った言葉にはできない喪失感が存在し、そ
れが今においては武甲山破壊後の秩父の人々の根本的アイデンティティの一部ですらあります。

武甲山の山頂は1980年に爆破されました。
僕が生まれる3年前です。
僕らは武甲山を知らない世代です。
武甲山破壊後の世代に生まれた秩父のアーティストとしての作品群を作っていきます。

自分の作品はセメント採掘や文明社会を否定するものではありませんし政治的メッセージもありません。
ですが、『武甲山』という強烈なキーワードを扱うと、アートを超越し様々な文脈へのメッセージとなってゆきます。
そしてそれがアートなのではないかと思っています。

6/25は新作映画も上映します。
6/26のトークは東京大学の博士課程で秩父宮を研究している茂木謙之介さんのトーク
「地域社会における秩父宮表象」を予定しています。

この個展のイベントとして
秩父出身の電子音楽家、Koji Asanoのトーク
宗教民俗学の井上勝海さんのトーク
僕と青木大輔さんのライブなどもあります。
※7/2のライブでは高橋悠治さんの新作ギター作品「Trans puerta」を初演します。

http://kenawazu.com/events/

広告
カテゴリー: ブログ パーマリンク

コメントを残す

以下に詳細を記入するか、アイコンをクリックしてログインしてください。

WordPress.com ロゴ

WordPress.com アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト /  変更 )

Google フォト

Google アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト /  変更 )

Twitter 画像

Twitter アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト /  変更 )

Facebook の写真

Facebook アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト /  変更 )

%s と連携中