2018.01.17

【武甲山・百年の孤独】

1918年に浅野セメント東京工場所属秩父鉱業所が上影森に開設され、秩父鉄道と浅野セメントの協力による武甲山開発が本格化した。
(上武鉄道の開設により武甲山のセメント出荷は1915年からおこなわれているが、上影森に鉱業所ができたのが1918年。)

今年で武甲山を破壊・出荷して100年が過ぎる。一世紀。
発展の100年といふべきか、破壊の100年といふべきか。

しかし100年破壊して、この程度の町、そこに愕然とする。
母なる山・武甲山を採掘すれば豊かになると言われて採掘しても、
秩父が日本有数の財政豊かな地域になったわけでもなく、むしろ秩父は貧しい。

100年破壊し、秩父の経済、教育、文化、どれも特別輝く物はない。
これを前に「武甲山のおかげで発展した」とは言うのはあまりに無理がある。
これは何のための、一体どこへ向かう環境破壊なのか。
秩父地域の未来ヴィジョンが、ない。
秩父の信仰の山「武甲山」は保護条例が必要です。
この山は地域のシンボル(象徴)。

破壊などしなくても秩父は縄文時代からこの地でこの山と共に生きてきた。
2億年の山をたった100年で残骸にしてみて、君たちの心に何が残った?
この近代史から秩父は学ぶべきだ。

https://style.nikkei.com/arti…/DGXMZO21571970W7A920C1000000…

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2017.12.24

2018年1月6日に代官山の「晴れ豆」でライブをします。
ヴァイオリン奏者の喜多直毅さんとのジョイントライブです(演奏は別々)
良かったらぜひ聴きにいらしてください。

http://mameromantic.com/?p=55442

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2017.12.06

「秩父夜祭」(12月3日)が終わると、秩父には寒い冬がやってくる。(もう十分寒いけど)
祭が終わると何とも言えない気分になる。
今年も終わりか、冬が来るのか(来たのか)みたいな感じ。
その点で祭りは暦なのだ、と感じる事ができる。

祭では武甲山へ向けて神事がおこなわれていた。
いつも通りの厳かな神事だった。
同時に、肝心のこの山(秩父神社の神体山=武甲山)は毎日爆破されているのに、
人々は一体何に祈っているのだろうか、と思いながら御旅所での神事を見た。
祭に夢中で、もはや神の爆破・破壊は見えていないのか。
それはまるで、月を見ずに月を指差す「指」を見ているかのように。
(指が月をさすとき、愚者は指を見る)

“Don’t think feel.
It’s like a finger pointing away to the moon.
Don’t concentrate on the finger, or you will miss all the heavenly glory.”

#秩父神社 #秩父夜祭 #武甲山
#秩父市 #横瀬町 #環境破壊

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2017.11.22

【秩父で起きた山の事故について】

秩父の山や武甲山に多少関わっているので自分の意見を書きます。
残念なことに秩父のトレイルランで滑落して人が亡くなりました。
亡くなった方、ご家族にお悔やみ申し上げます。

自分は、スポーツは素晴らしいものだと思っています。
同時に、山を走るというのは物凄くリスクのある行為でもあります。
山では走らなくても死んでしまうことがありますし、山というのはいつ誰がそこで死んでもおかしくないものです。
昨年はトレランの練習で一人亡くなり、今回は二人目です。
秩父でおこなわれる山のスポーツによる滑落事故で死者が出るのは大変残念な事です。
すでに死人が出ている企画に行政が協力するというのに危うさを感じます。
もちろん走る人々は「死ぬ覚悟」で走るかもしれませんが、
死人がでれば捜索する人、周りが大変な思いをするのは想像できます。
どんなに楽しいスポーツでも、人が死んでしまったら周囲はそれを「楽しいスポーツだ」と喜べなくなってしまいます。

また別の意味でトレランには賛否両論あり、走っている走者は楽しいと思いますが、
山を走っている人が普通の登山者にぶつかったり、プレッシャーをかけたりするので、ゆっくり登山をしている人は大変迷惑に思っている人もいます。
また、数百人が一斉に走れば道は荒れ山の自然植物にも影響が出るでしょう。
とはいえ、山を駆け抜ける楽しさを十分理解していますし、僕もよく山麓へランニングに行きます。

最後に、自分の個人的な意見ですが
この武甲山周辺は素晴らしい「一般登山コース」です。
これを見ている中にもこのコースに愛着のある人はたくさんいると思います。
僕は、このコースを人が死ぬ山にして欲しくない、と思います。
これは特別危険なコースなのではなく、普通に歩くなら皆が楽しめるごく普通なコースなのです。
見ての通り、武甲山の表斜面は破壊されていてもう登れません。
その武甲山の裏斜面で死人が出る競技を企画をする、
それは秩父の美しい自然を多くの人々に楽しんでもらうのとは真逆の事をしていると僕は思います。

#FunTrails #3rdFunTrails100K50K実行委員会
#埼玉県山岳連盟 #秩父市旅館業協同組合 #武甲山
#秩父市 #久喜邦康 #秩父山岳連盟
#飯能市 #飯能市教育委員会 #一般社団法人奥むさし飯能観光協会
#毛呂山町 #秩父観光協会

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2017.11.21

DPMtGqMU8AAYNBi今日新たに、武甲山の環境破壊に関する記事が新聞に掲載されました。
「Japan Times」(ニューヨークタイムズと提携している英字新聞)による記事。
記者のAlexさん、熱心な取材どうもありがとうございました。
英語でここまで武甲山の事を書いた記事はこれが初だろうと思う。

この記事では太平洋セメント元専務取締役へのインタビューや
武甲山の環境破壊を推進してきた横瀬町の現町長・富田能成氏の意見なども載っています。
https://www.japantimes.co.jp/…/jobs-battle-environment-sa…/…

日本経済新聞による「武甲山」の映像ドキュメンタリーはこちらです。
https://style.nikkei.com/article/DGXMZO21571970W7A920C1000000?channel=DF171020161225

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2017.11.10

11月26日に秩父でライブ

出会いとは不思議なもので・・
アルゼンチン人のタンゴギタリストが秩父に留学しています。
そんな彼(パトリシオさん)を囲んだ文化交流会的なライブイベントを企画することにしました。
彼はタンゴギタリストで大変魅力的な演奏をします。
ぜひこの機会にアルゼンチン文化に触れに来てください。
当日はレストラン・ラボラトリーノさんがアルゼンチンの軽食empanada(エンパナーダ)や煮込み料理をご用意してくださいます。
Empanadaはアルゼンチンをはじめとする南米では定番の食べものです。
empanadaの準備・試作をすると言うことで、お店にお願いしてその様子をちょっと見学させていただきました。
試作の段階ですが、すでにめっちゃ美味いかったです。アルゼンチンを思い出した。
餃子の形に似たパイの肉詰めという感じです。

文化・食・音楽・芸術が好きなかたはぜひいらしてください。
これを体感していただきたいです。
当日は半立食的な感じでラフにやる予定です。

11月26日(日)
18:30開場、料金:2500円(エンパナーダ付き)
場所:ラボラトリーノ(秩父市熊木15-2)西武秩父駅から徒歩8分くらい
ギター演奏はPatricioさんと僕です。
予約はお店に電話でも僕にメッセージでも大丈夫です。
sasakubox@gmail.com
(すでに予約が入って来ているので、予約はお早めにいただいたほうが確実です。)

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2017.11.08

今日の日本経済新聞にライブの評論が掲載されました。

https://style.nikkei.com/article/DGXMZO22932640R31C17A0000000?channel=DF280120166618

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2017.10.20 / No2

明日10月21日に渋谷(笹塚)のBar Rim shotでソロライブをします。
アンデス音楽、自作曲を中心に演奏します。
20時から。
よかったらぜひ来てください。
(席数に限りあるので予約された方が確実です。)

Bar Rim shot
〒151-0073 渋谷区笹塚2-41-17 滝沢ビルB1
京王線笹塚駅徒歩3分
03-6300-4748
http://bar-rimshot.com/?p=704

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2017.10.20

日本経済新聞に映像インタビューが載りました。
秩父の破壊される神の山・武甲山のドキュメンタリー映像です。

ご覧ください。
https://style.nikkei.com/article/DGXMZO21571970W7A920C1000000?channel=DF171020161225

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2017.09.17

2017年9月29日〜10月9日まで、千葉県の市原湖畔美術館にて展覧会をおこないます。
メディア用に書いた展覧会のプレスリリースをここへ掲載します。
美術館のHP: http://lsm-ichihara.jp/20170929

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秩父前衛派展

秩父前衛派は奥秩父山塊を背後に感じながら2009年に活動を始めた。
活動以前に、笹久保伸と青木大輔が中学時代の夏に秩父郡大滝村の中津で出会いそこからすべてが始まった。

秩父前衛派の追いかける「前衛」は秩父の土着精神、民俗文化、
盆地の生活から生まれる思想に内在する前衛性や奥秩父山塊から見て前衛に位置する山=独立峰「武甲山」の立ち位置(存在)
がコンセプトであり、それらを追いかけて日々野山を駆け巡りながら秩父の「前衛」にフォーカスする作品群を発表してきた。

今回の展示は秩父の象徴である神の山と言われながらも破壊されて続けている『武甲山』の破壊と記憶にフォーカスしている。
古くから秩父の信仰的な山である武甲山は日本の経済成長の裏側で山肌が採掘されてハリボテ姿になった。武甲山は石灰岩で、セメント鉱山の山である。

武甲山という問題を前にする時、我々の時代においての産業、環境、信仰とは何なのか、また、神の存在とは一体何なのかという事を考えさせられる。
都市の発展の裏側では田舎地域の神的なものは爆破され「神」「環境」「地域の心」は経済に否定され続けている。
しかしこれは小さな田舎町の問題というわけでもない。
僕らが秩父の「武甲山」に見ているものは、地球上の文明の裏側の風景でもある。
資本の運動がヒューマンスケールを遥かに超え、その大きな車輪が坂道を転げ落ちながら自然も山も森も神も人間の心も踏みつぶしながら進んで行く(落ちてゆく)様子、
自然資本経営による文明の発展とその裏側で破壊され続ける世界中の田舎の風景が武甲山から見えてくる。

僕らは爆破される武甲山を日常風景として見ながら育った。
いわゆる「神」のような存在、つまり信仰の対象を爆破するのはテロリストだけだと思っていたが、
「経済」を理由に「神」=自然、山、森は爆破されているということを武甲山を通じて知った。
テロリストが信仰の対象を爆破するというのは、信仰の対象(石仏など)を爆破することによってそれを信仰している人々の心を破壊するという意味を持つ。
信仰の対象を破壊をする事情や目的は違っても、秩父の象徴である神の山『武甲山』が破壊されるということは、
数千年もの間この山に祈ってきた秩父盆地の人々の心が破壊されたという意味を持つ。

地域の象徴である神の山が爆破されている風景、それは「神殺しの風景」である。
普通に考えれば神は爆破すべき存在ではない。だが秩父では毎日爆破している。
もはやそれは芸術作品よりも「前衛的」ですらある。
そのような特殊(異常な)環境で育った秩父のアーティストたちはいつしかその「記憶」を辿り直しアート作品へとアウトプットし始めるようになった。

笹久保伸(秩父前衛派)2017年9月

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