『ミナスか秩父か』
これは仮説だが、秩父は『ミナス』になり得る要素がある。
(ミナスとはブラジルの町で、独自の音楽スタイルを持つ偉大な音楽家たちがたくさん生まれている)
音楽内容はミナスと秩父はまったく関係ないが、実際に秩父は「ミナス」だ。
ここにはミルトンもロウレイロもメマーリもいないが、荒川上流系、秩父山塊系の独特な空気感と、
狂った芸術家たちが結構いる。
(土地の磁場に狂わされた、もしくは違う次元からやってきたような創作者たちがいる、という方が正しいか)
パッと思いつくだけでも、清水武甲、清水大典、タクシーサウダージ、椹木野衣、Koji Asano…
そのほかまだ公開していない未知の人材がいるいるいるいる。
これまでの考えかたでは秩父は『田舎』だった。
しかしそれを東京の『上流』と言う視点から見るようにすると一気にヴィジョンが変わる。
荒川の上流が秩父。
東京の水源は奥秩父にもある。甲武信岳、雲取山、三峰山 etc。
秩父は平賀源内の時代以前から鉱山=リアルにMINASなのだ。
秩父の三大要素は水、木、石(鉱物)
ミナスと秩父はその情景も近いしている。
もはやどれが秩父でどれがミナスかもわからなくなるだろう。
鉱山・鉱物資源的要素のある町はアートや思考面に何らかの影響が出るのだろうか。